2012年5月9日水曜日

ソーシャルゲーム業界が慌ただしいんだが

なんでそんなに騒ぐのかよくわからない。
声高々に「ザマー見ろ!」と言っている人というのはなんかそれによって実害を被った人なのでしょうか。
実際にガチャで月10万だの20万だのを支払った人だとすれば多分その時は自分の意思でボタンを押して購入したんでしょうし。
明細を見て正気に戻ったとか言うんであればそれはそいつが愚かなだけでしょ。普通に。
それで「射幸心を煽られた! 金返せ!」ってみっともないにも程がある。

あと、小学生が数十万使ったとか抜かす親御が幾人かいるみたいだけど、それはあんたらの教育が悪いよ。
なんかのきっかけで海外の友達が出来て毎日海外にその携帯で電話してて月末に数十万の請求が来たら誰を訴えるのさ。

電話代ってそもそも常に確認できるものでもなくて、自分で管理するものでしょ。
その管理能力が無いガキンチョに簡単に規制もかけてない携帯を渡す親の気が知れない。

んで。
なんていうか、このweb界隈で「さっさと規制しろ!」って言っている人っていうのは、ソーシャルゲームをやったことがない、もしくはやってみたけど何が面白いか理解できない人が、「あんなのの何が面白いんだっふんっ!」って拗ねているようにしか見えない。 イソップ童話の「どうせあの葡萄はすっぱいだろう」って言っている狐のごとく。

もしくは。
視点を変えると、ユーザではなく、ゲームクリエイターの可能性もあるかなと思い始めてきた。

つまりソーシャルの方がローリスクハイリターンで会社のマンパワーがそこに集中されていて、作りたくもないソーシャルゲームを作らされている技術者の訴え??

だとすると納得が行くんだけど、そんなに大人数いるとも思えないしなぁ。

ゲーム好きが「最近面白いゲームが出ないのはどの会社もソーシャルゲーム開発に注力してるからだ!」っていう

閑話休題

今回のコンプリートガチャ規制の一番のポイントは

「デジタルデータって景品なの?」

という一点につきると思う。

各種レアカードの『絵』に価値があるわけではないですよね。見たいだけならちょっとググれば出てくるんだし(そもそもそれが問題なのかもだけど)、そのカードを『ゲーム内で使う権利』を示すビットデータのフラグを上げ下げしているだけ。 すなわち『アクセス権』ですよね。
 
この『アクセス権』を一種の優待権、まぁ、ゴルフの会員権みたいなものだと捉えて「景品」とするのでしょうか。

まぁ、なんにせよ消費者庁はコンプで得られるデジタルデータを「景品」とみなしたと。
でもそのコンプのためのカードは、ただの「絵合わせ」の絵であってそれらは景品ではないという状態。

だから結局ガチャそのものは規制されないし、また抜け道のようなコンプガチャよりも秀逸なシステムが出来上がるだけでしょう。

そうだなぁ。
今ちょっと思いついたのは、特定の5枚を集めたら、すごいレアなカードと「交換」してくれるとか。
当然元の5枚はなくなるわけなんだけど、そのレアをまた5枚のカードに「再交換」も出来るなんてのはどうでしょうかね。 あくまでも「トレード」。 そのトレードの相手が胴元であるゲーム提供会社そのものってだけで。

あんまり変わりないかな。 法律には詳しくないなりに調べながら書いたけどー。

まぁ、なんにせよ。
面白いゲームやりたいなら自分でつくりなってことですな。

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